事務所便り
剣岳・立山三山縦走編
2014
9月
14
父親が一般ルートで最難関と言われる剣岳に登るということで、いつも一緒に登っている富里の山遊会メンバーの方からサポートを依頼されました。
話があったのは8月上旬で登山予定が9月6日〜9日。リーダーでお願いと言われましたが、こちらが運動不足で滑落する危険もあるため、この一ヶ月間は八海山などの岩山を歩くなど万全の体制で挑みました。
一の越より雄山。当初の天気予報は雨でしたが、4日間とも雨に降られず好天に恵まれました。
雄山より山崎カール、室堂方面。素晴らしい眺め。
別山より下山中、剣岳が雲間からその荒々しい姿を現す。あれを登るのかと思うと、少々不安になってくる。
宿泊した剣山荘より鹿島槍ヶ岳、五竜岳方面の朝焼け。この景色を見て、一気にヒートアップ。
父の藤井十郎。79歳10ヶ月です。よくぞこの年齢で剣岳に登るものだと息子ながらに感心しきり。
登りの核心部「カニのタテバイ」。最後から2ピッチ目のクサリは岩場にホールド箇所がなく、クサリに頼って腕力で登らなければならないため、アドレナリン出まくり。
剣岳登頂成功!みんなでハイタッチ!
「剣岳点の記」の小説を読んでから十数年。無理かと思っていた三角点も確認でき、感激もひとしお。
下山時も油断はできません。「カニのヨコバイ」
雪渓も歩いたりします。
本日は10時間の歩行程となりましたが、無事に宿へ到着。
素晴らしい夕焼けと中秋の名月を眺めながら温泉につかり、その後は皆で乾杯!
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