事務所便り
湯沢峡・篭岩
2018
6月
10
千葉県や茨城県の山はあまり登っていないため、現場を見ないと状況が掴めません。今回は歩く時間は短いものの難所がありそうなので、無理のようなら引き返す覚悟で慎重に歩を進めて行きました。
職員もまさかこんなに苔むした岩だらけとは思ってもいなかったでしょうが、岩場や鎖場を超えなければ帰れませんから必死に登っていました。道迷い時に沢へ降りることが、いかに危険で労力を要することであるかも十分体感してくれたものと思います。
まずはシュレーゲルアオガエルがお出迎え。シュレーゲルアオガエルの遠くを見つめている姿は、老犬のそれのように哀愁を帯びていて大好きです。
この個体はメンチ切ってますね(笑)怖いです。
初心者には難所かもしれません。トラバースルートの岩には苔が付いており、足を置く岩の間隔が長いため、先回りしてサポートすることに。
その後も急登が続き、コケむしている岩のためかワイヤーや鎖が設置してありました。
登山中に写真を撮られることはないため、珍しいので載せてみました。装備が登山用ではなく渓流釣りやバックカントリースノーボード、サーフィンと無茶苦茶な取り合わせでお恥ずかしいところ。
ギンリョウソウ。葉緑素がない植物のため、ランのように共生関係にある菌根菌から糖類を摂取するタイプになります。みんなブルーアイにビックリしていました。
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